2006年12月念願のアンコールワットへお忍び旅行決行。
春に三人で行くところを私の都合でキャンセルになって
いました。内緒で行くのは大変気が引けたのですが、
エーーーイ。ままよと、、、、。行ってきました。
到着して最初にアンコールワットの朝焼けを見ます。
それが又極上の景観。人の多さにもびっくりですが、静寂の中
12月8日の特別の日を意識してしばしひっそりと座禅を。
タ・プローム遺跡。
生命の逞しさというか、時間の流れをひしひしと感じます。
ジャングルの中の遺跡は私を別世界に連れて行ってくれました。
アンコール・トムです。
12世紀末に建設されたそうです。
このような顔が50面以上。圧巻です。
デバターの写真です。
これぞという表情のものを探していて、いました。
少し苔むしていますが、光の加減がよく、美しい
微笑でこちらに語りかけてくれているようです。
最後の日、カンボジアの平原に沈む夕日を見ました。
戦乱の地になったとは到底想起できない美しい
大地でした。
少ない日程でしたが、アンコール・ワットを十分楽しみました。
布などは矢張りミャンマーの方が多様で楽しいように思いました。
インレー湖の蓮の花です。
蓮は、実は睡蓮でした。
品種は詳しく調べていませんが、
原種に近いものでは無いかと思います。
朝方しか咲かないようで、ホテルのボーイさんに
舟を出して頂き、ホテル周辺の散策の時に撮影しました。
インダー族の小僧さんです。
ガイドの人も初めて見る光景だそうで、
ひどく感動していました。
水上生活者の家を一軒一軒托鉢して廻っていました。
同じ水上生活者でも地主?、小作さんと大きく分かれ、
この写真の近辺は貧しい集落だと説明してくれました。
独特の櫂の使い方です。
これがテレビで放映された、トマトの畝です。
完全水耕栽培。
引っ張れば動かす事が出来ます。
少しの土を足すものの、
後は水草を乗せて肥料にしているようです。
水質汚染に繋がるような科学肥料を
使っていないせいか、とてもこぶりで、
出荷されるのも青いままです。
でもインレー湖のトマトはとても有名だそうです。
他に、ズイキ芋、ナス、ニガウリ、キュウリ
など、沢山の水上畑がありました。
睡蓮の群生です。
とても静かな湖で、水面はとても穏やかです。
なんと表現すればよいのか、まるで漆のような
しっとりと滑らかな印象でした。
穏やかな気候と、水中にびっしりと拡がる
水草の影響では無いかと思います。
水上を舟で進む内に、心まで穏やかな
気持ちなっていたように思います。
インレー湖の湖畔にある町
ニャウンシエの朝。
昨夜も遅かったのですが、
朝の托鉢を見たくて散歩に出かけました。
彼女の差し出すご飯が
残り少なくなって、すごく
申し訳なさそうにお供えしていたのが
とても印象に残っています。
さてさて、これがあの蓮の繊維から糸を造っている現場です。
あっさりと案内してくれました。
大きな水上機織り工場の一角で見ることが出来ました。
誰でも訪れる観光スポットになっています。
睡蓮の茎を4〜5本束ねてポキンと折って繊維を引き出し
まるで、蜘蛛の糸の様な細い繊維をその場で撚って
糸にします。気の遠くなるような作業です。
実は、この糸から造る布の事は前回ミャンマーを
訪れた直後、NHKで放送され、とても興味を持ちました。
養泉寺の唯一の寺宝は曼陀羅で、画布は蓮の糸で
織りなせると歌にもなっているのです。
そして、奈良の当麻寺にいきますと、確かにあの大きな
仏画も蓮の糸で織りなした画布に描かれているとのこと。
今回の旅で是非ともその布が見てみたいと思っていたのですが
あっさりと案内されて、拍子抜け。
日本に売り込んでいる日本の国籍を持ったミャンマーの
マネージャーもいて、この蓮の布も珍しく無くなるかも
知れません。
呉々も蓮を乱獲して作りすぎないようにお願いして
少しだけ布を頂いて来ました。
カックーの遺跡。
2000年9月に旅行者に開放されたばかり。
12世紀16世紀18世紀と三回にわたってストゥーパ
が建立され、なんと各家庭に一つずつ寄進するように
なっていたため、現在残っている塔はなんと2478。
本当かどうかは一寸信じられないけれど、まあ数百
は確実にありそうでした。
仏塔のてっぺんに鉄の飾りがあり、鈴が付いていて
チリンチリンと鳴ってとても幻想的な雰囲気でした。
この地域は、特別にバオ族のガイドが付く事になって
いて、モウモウさんという可愛いガイドさんも
一緒でした。
菩提樹です。
こんな見事な木見たことありません。
カックーの遺跡も良かったけれど、この菩提樹を
見られた事も収穫でした。
菩提樹下でお釈迦様はお悟りを開かれたとなって
います。なるほど、このような大樹の元なら何となく
解るような気がしました。
この周辺に群生してあり、見事な景観でした。
タウンジーの町にあるお寺で年に一度の祭り(気球祭)。
結構欧米の観光客もこの祭りを目当てに訪れていました。
たまたま訪れた私は実に奇特なこと。
又、不思議な事に日本人の観光客は皆無。
で、うえの写真は木造の観覧車。
参道は夜中まで大混雑で恐らく何十万の人出です。
大音響の音楽が響く参道には土産物、露店がびっしり。
観覧車、人力メリーゴーランド。ゲームのような占い
もあった。うわーーーーー。たまらん楽しい。
人々の目の輝きから、この祭りを楽しみにしていた
事がよく解る。
すさまじい祭りでした。
どこから見てもたこ焼き。
たこは入っていませんが、恐らく逆輸入だと思います。
韓国の巻きずしと同じように。
これが気球です。
初めガイドさんの言っている事が良く解らず、桔梗祭り
と聞き違えていました。(福知山の祭り)
これが何とも凄い。
和紙で造られた気球に蝋燭でイルミネーションを施し
夜の空に放ちます。いわば、精霊送りの意味を持ち
たかく長く上がり続けた気球が良いのだとか。
この気球は夜の9時頃から上げられ、朝の3時くらいまで
20個ほど順番に上げられて行くとの事。
そして何とそれが一週間毎夜続くのだそうで、信じがたい
祭り。
気球に仕掛け花火を付け、夜空高く花火が延々と花開き
ながら昇っていくのもあり、仕掛けはかなり凝ったもの。
之はもう世界の奇祭としか言いようが無く、
本当にもう二度と見ることは出来ないと思います。
3つ程上がるのを見て、遅くなるのでホテルへ帰還。
凄まじい喧噪とエネルギーの固まりのような
祭りでした。
カックーからの帰り道。
畑へ行っていた一家が夕日を浴びながら
一列になって帰ってくるところでした。
カメラを構えるとぴタッと等間隔で停止。
びっくりさせてしまいました。
見事な農地はそれはそれは見応えがありました。
多くの農民は朝弁当を持って出かけ、夕刻
家路につくそうです。
どこまでも美しい耕地は日本の荒れた農地
とは比べようもありません。
今回の旅行の
ベストショットかも知れません。
もちろん誰も褒めてくれませんので
自画自賛して喜んでいます。
ちょうど5年前、初めてミャンマーのパカ゜ンを
訪れ、その時もひどく感動しました。
そして今回、インレー湖への旅行。
益々ミャンマーの虜となってしまいました。
アジアの最貧国と名指しで批判
を受けた国です。
しかし、その国は、今日本人の失った数多くの美しい
大地、そして心根の様なものを私に強烈に見せつけて
くれました。
又近い内に必ず行きたい。
本当にそう思える今回の旅行でした。