養泉寺の花たより9月



萩の季節です。白萩が150株、赤い萩が50株程あります。

赤は、宮城の萩と錦萩とがあり、錦萩は、仙台の野草園より送っていただいたもの

です。他に、秋海どう、貴船菊、紫式部、ホトトギス、等





白萩、本堂前の白はぎです。先住職さんが少しずつ増やしていかれました。




秋海棠、本堂後ろに群生いたします。




錦萩、赤い萩で、10年ほど前、仙台の野草園さんから無理を言って分けて頂きました。

今では恐いくらい大株になって見事な花を咲かせます。






8月の下旬、今年こそは夜の萩の秘密を解明しようと、あちらこちらに質問メールを出しました。

地元の植物に詳しい方のお宅にもお邪魔をしてお話をお伺いに行ったりしましたが、今ひとつ

詳しい事はわかりませんでした。

そこで、数年前にも訪れた事のある、仙台の野草園に質問のメールを出してみましたら、

調べて回答しますので、しばらくお待ち下さいとのメールがありました。

さすが、萩で有名な野草園です。

数日後、丁寧なメールが送られてきました。送られてきました文章をそのまま添付させて頂きます。

「さてご質問の件なのですが、こちらの相談所と七北田公園都市緑化ホールの相談員とで調べまして、

まとめてみました。

ハギはマメ科植物によくみられる葉枕(ようちん)が発達しています。

葉枕というのは、葉のつけ根(葉柄ようへいの基部)が膨れている部分のことをいいます。

ハギの葉は3小葉の羽状をしていまして、 葉柄と小葉柄に葉枕があります。

この葉枕の細胞内の圧力が変わり葉が閉じたり開いたりします。これを膨圧運動といいます。

例としては、オジギソウの葉に触れたときに閉じる接触運動や、ハギやネムノキの睡眠運動があります。

オジギソウなどは、この膨圧の変化が早くその差が大きいために、接触運動の速度が速く有名です。

接触運動は、草食動物に食べられないようにするためなどの説があるそうですが解明はされていません。

ハギの葉は、夜間に軸に接して立ちます。それが睡眠運動なのですが、これは光の周期に従います。

この理由として現在一般的に受け入れられているのは、夜に葉から熱が逃げるのを防ぎ低温から身を守る、

とか、またはマメ科の植物は乾燥地で生育するものが多かったので、夜間必要以上に葉から水分が蒸発す

るのを防ぐためというような説があるようです。いずれにしても、自己防衛の手段という説になりますね。

しかしながら、やはり確かなところはわかっていないのだそうです。

遅くなりましたが、ひとまずわかったところをお返事いたします。またご不明な点などがありましたら、

ご質問ください。

なお、野草園は現在、来春の野草館のリニューアルオープンに向けて、準備をすすめているところです。

機会などがありましたら、またぜひおでかけください。」

グリーンハウス勾当台 緑の相談所宮城県仙台市青葉区国分町3-1-1 勾当台公園内

  tel.022-264-3924/fax.022-264-3934 e-mail green-sodan@sendai-park.or.jp  

       担当:降幡(ふりはた)

という事のようです。素晴らしい回答に感激しました。

福知山市のメディアの方にこの事を写真付きで紹介しましたが、全く興味がないのか、

連絡なし、残念ですねえ。こういった事を市民の方は知りたいのではないのかなあと

一人つぶやく日々ではあります。